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TOKY Staff Blog
ショップからのお知らせや日々の新たな発見などの情報を発信します

阿波野由起夫さんのエキシビジョンをGW営業日(5/3,4,5)に開催いたします。

2018.04.30

植物をモチーフとしたプラントアートで名を馳せる 阿波野由起夫さんのエキシビジョンをGW営業日(5/3,4,5)にTOKY東日本橋実店舗にて開催いたします。

 

 

百聞は一見にしかず、まずは彼の描く空想の世界の植物や動物たちを御覧ください。

 

 

 

 

aw_01巫女/A Pristess 墨 700×530mm (写真提供 Studio J)。

 

 

aw_02ホシカンムリ/Star Crown 鉛筆、水彩紙 200×260mm。

 

 

aw_04キノコタタキザル / Mashbeat Monkey ケント紙 鉛筆 200×200㎜。

 

 

aw_05コモリクサ/Sitter Plant 鉛筆、水彩紙 95×95mm (写真提供 Studio J)

 

 

aw_08オサゲソウ/Pig Tails Plant 和紙に墨と顔料ペン 210×295mm。

 

 

TOKYで画家さんとのコラボレーションの企画は初となります。

 

阿波野さんの描く動植物に昔からどうしようもなく惹かれて、恐る恐る声をかけてみたところ快諾をいただき実現となりました。

 

墨や鉛筆といった生活の中で使われるような道具を使い誰もまだ見たことのない動植物を描いています。

 

どこかで見たことがあるようだれけど決して存在しないモノたち。

 

そのモノたちは躍動感に溢れ本当にそこに生きているような錯覚すら覚えます。

 

 

 

 

個人的に模写にはそれほど興味が無いので阿波野さんのように”いそうでいない”をイキイキと描ききってくれる画家さんが昔から好きなのかもしれません (あとは大好きなマウリッツ エッシャーの画風ともリンクするところなど)。

 

ちなみに、元々阿波野さんとは植物の生育などの繋がりでInstagramを通して交流がありました。

 

同じ様に多肉植物を時には楽しそうに、時にはハードに生育している阿波野さんの姿を見て「この人ならば話が通じるはずだ」と勝手に思っていたので実現してとても嬉しいです (余談ですが、私の見る限り実生は相当お上手です)。

 

 

aw_07思わず三度見してしまうゴリゴリのアガベたち、ハードコアです。。。

 

 

 

 

園芸とアートの文脈の世界には溝がありなかなかリンクしない部分があることは事実だと思います。

 

ただ、TOKYとしては未だ見ぬ多様な園芸の楽しみを探し出し提案したみたいという思いがあります。

 

そしてなんと言っても一枚しか存在しない原画です、プリントではないんですよね。

 

TOKYと言うプラントラバーが集まるお店でのこの度のエキシビジョンを開催できることはとても意義があると思っています。

 

皆様にはまずは見ていただくだけで良いので、その素晴らしいアートに触れて貰えればと思います。

 

懲りずに今後も阿波野さんのエキシビジョンを開催していければと思います。

 

それでは会期は5/3,4,5となっております。皆様のご来店をお待ちしております。

 

そして最後に、ご協力いただいたStudio Jさま。ありがとうございました。

 

 

 

 

IMG_0409

 

 

 

【作家歴】

阿波野由起夫 / Yukio Awano

 

1981 大阪府生まれ
2009 京都市立芸術大学美術学部油画専攻卒業

 

個展
2017 装植・草飾, studio J, 大阪
2015 密林と幾何学, studio J, 大阪
2013 僕の庭, studio J, 大阪
2013 Solo Exhibition at 森林食堂, 森林食堂, 京都
2010 Kodama Gallery Project 25, 児玉画廊, 京都 阿波野由起夫 個展, GURA, 京都
2009 Kodama Gallery Project 20, 児玉画廊, 京都

 

グループ展
2013 超京都2013, KYOMO, 京都
2009 ignore your perspective 9, 児玉画廊, 東京 ignore your perspective 8, 児玉画廊, 京都
2008 ignore your perspective 5, 児玉画廊, 大阪

 

-English-
1981 Born in Osaka
2009 BFA, Painting. Kyoto City University of Arts

 

Solo Exhibitions
2017 Botanicoration,  studio J, Osaka
2015 Jungle and Geometry,  studio J, Osaka
2013 My Garden, studio J, Osaka
2013 Solo Exhibition at Shinrin Syokudo, Shinrin Syokudo, Kyoto
2010 Kodama Gallery Project 25, Kodama Gallery, Osaka Awano Yukio Solo Exhibition, GURA, Kyoto
2009 Kodama Gallery Project 20, Kodama Gallery, Kyoto

 

 

aw_06過去の個展より。

WILDWOOD vol.5 一部商品の購入につきまして。

2018.04.19

180419

 

今週末4/21,22日は大阪の植物イベントWILDWOODにTOKYも参加いたします。

 

新しいハンドメイドポットもお目見えしますので関西の皆様に広く手にとって頂けると幸いです。

 

上記の理由も鑑みまして一部の商品に購入する際、条件等を設けてあります。

 

同意頂ける方のみのご購入とさせて頂きます(Rock pot, invisible ink等の発売はありません)。

 

詳細はブースにポップを設置してありますのでご確認ください。

 

公平に皆様に楽しんで頂けるように、TOKYなりに配慮させていただきました。

 

よろしくお願いいたします。

 

2018年4月14日(土) は「日本酒利き歩き」開催日

2018.04.09

blog_180414_01
今週末、4月14日(土)はTOKY実店舗営業日。

そして日本橋エリアで行われる日本酒利き歩きのイベント開催日です。

 

▼イベント概要は下記リンク先をご確認ください
イベント総合BLOG(最新情報)

出品酒リスト&フードメニュー

関連ショップ&イベント

はじめての日本酒利き歩き・参加のながれ

マップPDF

 

 

blog_180414_02

 

 

TOKYの店舗があるのは東日本橋なので、参加店は少ないですが、近くのCITANさんやBEAVER BREADさんも参加されるようですし、TOKYから人形町は徒歩8分くらい、日本橋までは徒歩で15分程なので、ゆっくり呑み歩きしても楽しいかもしれません。

 

 

…私個人的にとても気になるイベントですが、利き歩きの時間は14:00-18:00…。

お酒好きな方、ぜひ「日本酒利き歩き」と合わせてTOKYにも遊びにいらしてくださいね!

 

 

 

 

 

 

穴窯によるRyumyakuシリーズ

2018.04.03

陶器を焼く際の窯には。

電気窯、ガス窯、灯油窯、登り窯、様々な窯がありますが穴窯は最も古い原始的な窯です。

 

 

Ryumyakuシリーズを作る池田麻人さんの作陶される地、愛媛県は龍泉窯にある穴窯で焼かれる特別な陶器たち。

 

 

効率よく綺麗に焼き上げることが出来ない、そういった普段デメリットとされそうな部分が穴窯最大の魅力です。

 

 

5〜6日間付きっきりで薪をくべる、炎と、そして自分との戦いの為にその労力は通常の窯とは訳が違います。

 

 

一定でない酸素量、炎が抜けることにより発色する艶の無い鈍い輝き。

 

 

一度穴窯に火を入れてしまったらもう人間は窯に薪を入れ続けることしかできないそうです。

 

 

池田さんは言いました「自分が、と言うよりは穴窯と炎が作ってくれる」。

 

 

一年近く待ってようやくTOKYの為に作られた穴窯作品をお披露目できそうです。

 

 

 

 

DSC00318_A吹き出すバックドラフトとの戦いでもある。

 

 

DSC00424薪を焚くペースは後半になるにつれペースが早くなり、最終的には5分に一度薪を焚べ続ける荒行となる。

 

 

 

 

こうして作り上げられた穴窯作品たち。

 

 

まずは焼締た後に穴窯で焼成された炎の色がこびりついた様なFlame Gray。

 

 

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焼締のホワイトをベースに吹き上げられた松の木の灰が表面にかかり独特の風合いに。

 

 

炎が直接当たったオレンジ色の部分は緋色(ひいろ)とも呼ばれこの陶器の景色を完成させています。

 

 

 

 

そして…電気窯で焼成された鈞窯を贅沢にも穴窯で焼いたなんとも言えないWood fired red。

 

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こちらは以前販売された鈞窯を穴窯で焼くことで実現され形容し難い色、そして景色となっています。

 

 

吹き上がる灰と炎が龍の鱗のような表面を駆け上がったことさえ感じることができます。

 

 

 

 

なかなかお目にかかれないであろう穴窯によるハンドメイドポット。

 

 

黒や白の鉢と違って植物との組み合わせも技術を要求されると思いますが使いこなせた時の喜びはひとしおです。

 

 

DSC_0219Flame gray × ユーフォルビア・デセプタ (Euphorbia decepta)

 

 

DSC_0216Wood fired red × ユーフォルビア・ガムケンシス (Euphorbia gamkensis)

 

 

今後作られるかどうかは未定です、とても希少なハンドメイドポットとなりますので皆様是非チェックしてみてください。

 

 

まずは2018年4月6日にTOKY東日本橋実店舗にてお披露目の予定です。