先日TOKYで管理するパキポディウム・ホロンベンセの大株の種ざやから沢山の種が採れました。
とても沢山の種が採れました!
これで2さや分、全部で4さや分採れました。
ということで早速蒔いてみました!
大きめの小苗育成用鉢に小粒の赤玉土、鹿沼土、ピートモスを配合しカビが生えないように沸騰した熱湯をかけ冷ましつつ種を蒔きました。
発芽の際にはかなりの温度と水分が必要なので受け皿には常に水を入れつつ良い感じに蒸すようにラップで鉢を覆いました。
通風も多少必要なのでラップには穴を開けつつ完全に密閉せずに少し空気が入るようにしておきました。
今回は普通に蒔いたモノと半日メネデール入りの水につけ込んだ種を2種類用意してみました。すると…
メネデールに漬け込んだ種の方がかなり早く発芽しました!
現在は普通に蒔いた種も順調に発芽していますがやはり発芽までのスピードはメネデールに漬け込んだモノの方が早い印象が強かったです。
ちなみに実生に詳しい方に何人かお聞きしたところ幼苗の時には肥料は極力使わない方がいいみたいですね。
成長は早いみたいですがギュっと詰まらず間延びしてしまうことが多いようなので、やはりパキポディウムは詰まった株姿がいいですもんね!
ちなみに他にもドルステニア・フォエチダやユーフォルビア・バリダなども実生しておりますが同様に順調です。
手前がフォエチダ、葉が旺盛すぎて見えませんがすでに塊根が形成されつつあります。
植物の楽しみ方は千差万別、人それぞれ。
普及種を良形に作り込んだり種を蒔いて苗を作ったり。
植物を好きになりかけてたり、なりつつある人への楽しい架け橋が作れればいいなと思ってます。
興味があってまだ実生にチャレンジしてない方は是非この季節に試してみてはいかがでしょうか?