先日も記事で書いた金継ぎ。
焼成の際に割れてしまったり不慮の事故で破損してしまった陶器を修復する日本ならではの技術。
それが金継ぎ。
最近世界で日本の金継ぎが話題になりました。
世界で2億人も使用しているサービスEvernote社の元CEOフィル・リービン氏が自身のスターウォーズマグカップを日本で修復した話です。
instagram: @plibin
西洋的な考え方では「割れ」や「破損」は隠すが常識です。
フィル・リービン氏は敢えてそういった部分に装飾を施し修復するという日本の考え方や技術に大変感動されたようです。
余談ですが先日香港から来られたバイヤーさまも金継ぎを見て「Amazing!!」と驚かれていました。
私たちTOKYも作家さんも不慮の事故などで破損していたものを金接ぎという技術で本来の製品とは違った価値を再構築することができることにとても意義を感じています。
Solomon Basic Pot M (SHITAN-YU)
Solomon Rectangle Pot S (HAITETSU-YU)
Solomon Basic Pot S (SEIHAKU-YU)
TOKY実店舗でも不定期にて金継ぎを施した陶器を販売しています(やはり人気ですぐ売れてしまいますが)。
破損という負のイメージを覆す世界に1つしか無い個性。
いつかWebストアでも販売したいと思いますが何しろ破損しないと金継ぎできないのでタイミングがなかなか難しそうです。
実店舗に来られる方で金継ぎに興味がある方は是非手にとって見てくださいね。
ちなみに擬似的に金継ぎを施したFusedというシリーズもありますのでこちらもチェックしてみてください。