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TOKY Staff Blog
ショップからのお知らせや日々の新たな発見などの情報を発信します

ジャンルを超えて楽しむ

2017.12.03

最近は好みの植物の壁を超えて色々なジャンルに挑戦されるお客様が増えているなと実感しています。

 

 

農家さんなど行くと「ちょっと今は不人気」みたいな植物って結構あります。

 

 

そういう植物も合わせる植木鉢によって見え方や感じ方が変わるので楽しいなと販売している側からも感じます。

 

 

特に最近は各種雑誌や書籍でも取り上げられることが多いコーデックスから植物に入る人が多いようです。

 

 

種類にもよりますが特に人気のあるパキポディウムなどはやはり色が濃くて土っぽい感じの鉢に合わせる方が多いのと実際に合うなと思います。

 

 

ただ、多肉植物だけとってもさまざまジャンルがありますので全方位にアンテナを立てて開発に挑めればと思っています。

 

 

そんな中で最近東日本橋実店舗でうれしかったことを少しピックアップ。

 

 

IMG_5413エケベリア・アガボイデス ‘スーパーレッド'(Echeveria Agavoides ‘Super red’
)とFlames Potのプロトタイプの組み合わせ。

 

 

ご購入いただいた方は割りと武骨なコーデックスと黒目の鉢の組み合わせを多くコレクションされている方でした。

 

 

ただ実店舗でこの組み合わせにとても共感いただいたようでとてもうれしく思います。

 

 

しかも初のエケベリアだそうなのでこちらでも出来得る限りの生育方法を説明させていただきました。

 

 

DSC02784エケベリア・メキシカンジャイアント(Echeveria colorata ‘Mexican Giant’
)と有田焼のプロトタイプの組み合わせ。

 

 

こちらをご購入の方もさきほどの方と同様でコーデックスがメインのコレクターさまです。

 

 

やはり同様に実店舗で恋に落ちられたようでこのメキシカンジャイアントがエケベリアデビューとなりました。

 

 

真っ白な葉にブルーの有田焼がとても美しい組み合わせです。

 

 

奥様に見せてあげたいとおっしゃっていました、そういう植物の買い方ってすごく素敵だと思います(ちょうどお花のような造形ですし)。

 

 

DSC02787マミラリア・プルモサ (白星)
(Mammillaria plumosa)とRyumyaku Bowl Pot M (Kinyo)の組み合わせ。

 

 

こちらも実はコーデックスの生育をメインとした趣味家さまにご購入いただきました。

 

 

店内で他のお客様に株の現状の状態と鉢選びなどをご説明させていただいてるのを聞かれていたようで話を聞いているうちに欲しくなってしまわれたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

上記の方々皆様とても気に入っていただけたようで嬉しく思います。
こういうコミュニケーションが取れるからこそ実店舗の営業の重要性を痛感します。

 

 

現状趣味の植物以外は他ジャンルの植物が視界に入っても反応を示さないことがあります(逆にエケベリア愛好家がコーデックスに興味を示さないことも同様ですね)

 

 

TOKYも過去を振り返ればほぼコーデックスから植物に入った、と言っても過言ではありません。

 

 

それが気がつけば最近では管理場には様々な植物がひしめきあっており悩みながらも楽しい毎日を送っています。

 

 

様々な植物に出会って触れて“本当に自分が好きなモノを探る”という作業をしてみると楽しいかもしれません。

 

 

植木鉢もそうです、以前Blogでも書きましたが日本の家屋は壁が白や黒が圧倒的に多いので黒目の鉢が似合うと言われていますがそこに疑問符を持ってカラフルな植木鉢を使って空間に彩りをもたせることが出来たらとても楽しいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

私たちTOKYがきっかけになってお客様の価値観や可能性の幅が広がる一助になれれば本懐です。

 

 

最近は植木鉢のブームが加熱ですが熱くなりすぎず“本当に自分が好きなモノを探る”作業を行ってみてはいかがでしょうか?

 

 

意外にもマダガスカルのコーデックス大好きでもファンシーなエケベリアにメロメロになってしまうかもしれません、私のように 笑。

 

 

 

 

あ、勿論黒い鉢も大好きです。現在もたくさん作ってますし!!
ただ、この世界の可能性が1つの方向に向いてしまうと危険だなと思っています。

 

 

最後に…エケベリアでもクールは実現できます!!!

 

 

12月3日は「大江戸問屋祭り」

2017.11.28

TOKYは12月の第1週の1日(金)、2日(土)、3日(日)は3日連続実店舗営業いたします。

 

今回3日(日)を営業日としたのは、年に2回横山町馬喰町新道通りで行われる「第26回大江戸問屋祭り」があるから…です。

 

 

▼イベント概要

第26回大江戸問屋祭り【Lets】レッツエンジョイ東京

公式サイト:一日限りの問屋体験『大江戸問屋祭り』

 

 

 

馬喰横山/東日本橋周辺は問屋が多いという場所柄、普段の土日はとても静かな場所ですが、この祭りの時はちょっとにぎやかになりそうです。

 

 

TOKYは東日本橋に移転して2年が経ちますが、実は私たちもまだ未体験の問屋祭り。

 

行ったことのある方に聞くと、服や服飾雑貨などだけではなく、タオルなどの日用品も卸値価格や特別価格で購入できるので、この祭りのときは多くの方が来られるようです。

 

 

▼「大江戸問屋祭り」のレポートブログ

日本橋馬喰町大江戸問屋祭りは、サンバの他にも掘り出し物がいっぱい!戦利品とお店紹介  (よかったねっとさん)

1日だけの問屋体験!馬喰町の大江戸問屋祭りで激安品をゲット! (リビング東京Webさん)

 

 

3日(日)はぜひ「大江戸問屋祭り」と合わせてTOKYにも遊びにいらしてくださいね!

 

 

Hello to every one of you that loves plants from around the world.
全世界的植物愛好者們,大家好。

2017.11.21
overseas

English→http://www.tenso.com/en/
China→http://www.tenso.com/cht/

 

 

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全世界的植物愛好者們,大家好。

 

 

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However, do note that plants, soil, stones, fertilizers and liquids cannot be purchased.
但無法購買植物、土壤、石頭、肥料及液體類商品,敬請特別留意。

 

 

 

* If purchased this way, it cannot be tax exempted.

今までと少し違う考え方をしてみた鉢

2017.11.06

TOKYをご存知の方であれば周知の事実ですが、TOKYでは陶芸家さんにオーダーして様々なハンドメイドポットを制作してもらっています。

 

 

それぞれとても個性的でロクロ、施釉、他のどこにも無いようなものをたくさん作っています。

 

 

ある日尊敬する植物の先輩とご飯を食べていた時に「もっと僕らでも使えるような普通の鉢も作ってよ」と言われ…。

 

 

せっかちなTOKYは早速次の日に図面を描きInnocenceシリーズを作る作山窯さんに送り制作を開始しました。

 

 

IMG_6677一番左はマットブラウンなのですが黒と差が殆ど無いため制作は行わない予定です。

 

 

 

紆余曲折は少しありましたが早速サンプルと言う名のほぼ完全版が届きました。

 

 

 

IMG_6743シンプルな形だけれど細すぎず太すぎずでどんな植物でも植えやすそうなフォルム。

 

 

 

IMG_6741蘭鉢を現代的に解釈しつつ鉢を移動したりする際に自然に持ちやすい口づくり。

 

 

 

IMG_6775さり気なく美しい釉薬。画像の黒は窯変(窯の内部変化)による様ざなま表情を見せる黒。

 

 

初回は黒、モスグリーン、黒土焼き締めの3タイプでリリースを予定しています。

 

特に黒土焼き締めに関しては栽培家さんや園芸家さんのハウスにあっても違和感なく収まる使い勝手と自然さになると考えています。

 

陶芸家さんがロクロを引いて作るのではなく鋳型を使って生産しますので個々の誤差は釉薬以外極力少なくなると思われます。

 

今まで私達が作っていた鉢は性能よりもルックスを重視した鉢が多いので、TOKYに興味が沸かなかった方々にもアプローチできると思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

余談ですがとある陶器の産地(植木鉢がとても盛んな地域)に赴いて廃業する窯元さまを幾つか目の当たりにし「このままではいけないな」と感じました。

 

これはどこかの窯元さんや自身のことを憂うというよりも、もっと多くの園芸ファンたちにアプローチしないと一過性のブームで終わり結果何も変わらないかもという危機感です。

 

特に量産品の素焼き(※)鉢などは「1,000円くらいだろ」というイメージが先行しているためにその価格帯で作り続けて立ち行かなくなる…。

 

価格帯は安価な方が流通する数は多いとは思いますが、当然のことながら使用する土や釉薬、作業工程によって価格は変わってきます。
クオリティを保ちつつ、私達や窯元さんがじっくりと長くこの仕事を続けていけるためにもある程度の価格帯にさせていただくと思います(おそらく3,000円前後)。

 

と言っても直径12cm、高さ13cmほどありますので通常TOKYで扱う同サイズの鉢よりも価格はかなりリーズナブルかと思います。

 

2018年初旬に販売を開始しますのでご興味がある方は是非手に取っていただけばと思います。

 

 

※700〜800度の低温で焼いたものを素焼きと言います。
焼き締めは1200度以上で焼くため強度が増し見た目にも硬質感が出ます。

標本株とはなんだろう

2017.10.23

標本株

 

 

よく見聞きしますが「そもそも何をもって標本株と言うんだろう」。

 

 

輸入された巨大な山採りの株をそのまま鉢に植えたものをそう呼ぶ場合もあるでしょうし園芸店で安価に売られている多肉植物でも標本株と呼ばれれるものを見ることがあります。

 

 

植物の先輩たちに「標本株とはなんですか?」と質問をすると皆さまおおよそ同様の内容の返答でした。

 

 

 

 

・植物の完成形。
・誰もが認めるような一品。
・模範や目標になる株。
・名人による作り込まれた株。

 

 

 

上記のような返答が多くを占めました。

 

 

そしてそれらを前提とし更に“枝や棘など折れが無く傷なども無い美しい個体のことを指す”という要素が付け加わるということも指摘されました。

 

 

上手な輸入業者さんであればサボテンや枝ものの植物を折ることなく輸入できるかもしれませんが経験上そのケースの方が稀です。

 

 

要は山採りされて来た植物をそのまま鉢に挿すのみでは「標本株」には該当しない認識が正しいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

輸入球であろうが実生であろうがなんであろうが…

 

 

意志を持った人の手により育て作り上げられたもの。

 

 

私たちはそのように解釈しました。

 

 

「そんなこと当たり前じゃボケ!」と言う方もおられると思いますがこの植物の世界は標本株以外にも定義が曖昧だったり人それぞれ解釈が違う事案が多いのでつたない知見ではありますがそういうことを紐解いていければと思いました。

 

 

ちょっと文章だけだと味気ないので写真を見てみましょう。

 

 

IMG_6177古い輸入球のアズテキウム・ヒントニー(Aztekium hintonii)写真提供:あかだま土さん

 

 

上記は輸入された当初のものですがこれを長年生育し作り込んだ株が下記の画像です。

 

 

 

IMG_6178写真提供:あかだま土さん

 

 

群生した株が増えてこんもりと群生し更に美しい形状へと変化しています。

 

 

更に見てみましょう。

 

 

IMG_6179こちらも古い輸入球のアズテキウム・リッテリ 花籠(Aztekium ritteri)写真提供:あかだま土さん

 

 

上記も輸入された当初のものですがこれを長年生育し作り込んだ株が下記です。

 

 

IMG_6180写真提供:あかだま土さん

 

 

これまた粒感が揃い輸入当初よりも断然に美しく変化を遂げています。

 

 

写真提供していただいた 園芸家のあかだま土さん(ニックネーム)がその昔に標本を目指して作り込まれた株だそうです。

 

 

私たちに関して言えば稀に標本株クラスとも言える株を仕入れさせてもらえる機会もあります。

 

 

今はそれらの株姿を維持することに注力していますがいつかは標本株を自分自身で作り上げることを目標にしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにTOKYで管理している植物の中で「これは標本株と呼んで差し支えないかな」とある程度自信を持っている植物のひとつがこちらです。

 

 

DSC02740作り込まれたフィカス・ペティオラリス(Ficus petiolaris)

 

 

画像を検索してもらえば分かりますがこのような株姿のものはほぼ皆無です。

 

 

この株は熟練の技術を持つ生産者さんが明確なビジョンを持って作ったからこのような株姿になっています。

 

 

希少、普及種、それらを超えて人間の意志と思いを長年かけて植物に宿らせることが標本株を作る重要なファクターなんだと感じています。

 

 

TOKYはまだ若輩者ですので「違うよ」などのご意見あれば是非お教え下さい。

 

 

このBlogではお客様と共に歩んでいける記事を書きたいのでこれからも考察を続けていければと思います。

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