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TOKY Staff Blog
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植物

Interview01 / Horridus.jp

2015.11.22

TOKYでは植物の世界のキーパーソンにスポットを当ててインタビューをするという企画を始めることにいたしました。第1回目はTOKYにエンセファラルトス・ホリダスを提供してくれているHorridus.jpさまです。

 

 

Horridus.jp (http://horridus.jp)
TOKYの良き理解者であり協力者であるhorridus.jp。
主宰者はプロフェッショナルDJでもあり武田真治さんとユニット、BLACKJAXXを組むDJ Dragonさんということはあまり知られていない。
自身のアパレルブランド「HARD BIRD」のデザイナーでもあり多岐にわたるクリエイターさんでもあります。
そんなDragonさんが何故ホリダスをコレクションすることになったのかを紐解ければと思います。

 

 

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DJ Dragonさん。笑顔の向こう側のホリダスが…圧巻です!

 

 

 

ーホリダスと出会ったきっかけは?

 

きっかけはシルバーのヤシでした。

 

「シルバーの葉」ってなんだろう?好奇心から通常の植物店では取り扱いがない、ビスマルキア、ブラヘア、チャメロプス フミリス セリフェラなど購入。

 

その他ユッカ・ロストラータなどを入手して色々調べてる時に、エンセファラルトス・ホリダスの存在を知りました。

海外サイトの写真で「なんだこれは!?」という衝撃な美しさに驚きました。

 

 

国内の蘇鉄はシルバーではないし、身近すぎて全く興味がなかったのですが、

ホリダスの葉はこれまで観た植物の中でも、別格に葉の形、色がかっこ良く美しい。

どんどん興味が沸き国内のナーセリーさんで初めてホリダスを購入。

写真以上のその美しさにやられてしまいました。

 

 

 

 

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ーホリダス(エンセ)の魅力は?

 

とにかく葉の圧倒的な美しさと造形です。
日本国内で生息するソテツにはない株の美しさも素晴らしいですね。
葉の根元から先にのびてゆく形状は、自然界の有機的デザインとでも言いましょうか。

 

 

まるでフェラーリーやランボルギーニーなどのスーパーカーに通じるような曲線美。
エヴァンゲリオン?の背中のような雰囲気もあります。
なんてこと言ってたらどっかおかしいって思われるかもしれないですけど(笑)。

 

 

植物であって植物では無いような存在感。大袈裟に言えば自然界の芸術作品。
同じデザインはなくすべてが個性的とにかく圧倒的に美しい…
写真ではなかなか伝わらないのが残念です。

 

 

 

 

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ー何故そんなに沢山所有している(できているのか)。

 

そもそもがコレクター気質なんです。
ビンテージのデニム、アクセサリー、ファイヤーキング、スニーカー、などなど。
集め始めると止まらない困った性格です。

 

 

DSC01119圧巻のファイヤーキングコレクション!

 

 

ホリダスは形状が同じものがないところに惹かれました。
情報も少ないので、自分なりに観察し個々の違いを見つけて行けたらと思っています。
僕は植物育成歴も浅いので、とにかくたくさん見て育てることで目を養おうと思っています。

 

 

そういうことの積み重ねで歴の長い植物愛好家の方に少しでも早く追いつきたい思いもあります。ワシントン条約前から何十年もエンセをやっている人もいるのでなかなか道は長いですね。

 

 

入手方法は海外のネットで調べました。
ワシントン条約設立後も国内に輸入している業者がいるということは自分でも必ずできるはずと思いました。

 

 

いくつかの海外のナーセリーとディスカッションを重ねて輸入をしました。
インターネットは本当に便利です。それ以前は一体どうやっていたのだろうか…先人者の努力と苦労には頭があがりません。

 

 

一番大変だったのは国内に輸入する際の手続です。正式なルートで輸入しているので経済産業省に何度も通いつめました。
これは本当に大変でめんどくさい作業でしたね。

 

 

あとはそれと同じくらい大変だったのは経済産業省との手続を進めるのと同時に海外のナーセリーの輸出手続などもあってかなり手間がかかりました。南アフリカの担当も日本の規定がわからないなどから、それらやり取りに時間がかかりました。

 

 

国内の輸入経験者の方ともコンタクトを取ってみたり、色々と大変でしたがとても良い勉強になりました。

 

 

さらに最初の輸入ではなんと虫が居たとのことで、すべてを焼いて破棄、もしくは高額な料金での殺菌燻蒸を選択させられました。
苦労と努力が水の泡になる瞬間でした。などなど苦労話をしたらキリがないですね(笑)。

 

 

 

 

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ーこれからも輸入するのか?

 

TOKYさんや、付き合いのある植物愛好家の方にたまにお譲りしたりしますが、僕は販売目的で輸入しているわけではないのでしばらくは考えていません。
置き場にも限りがありますし、あと輸入はすごく大変なんで…ちょっとね。笑

 

 

 

 

ーホリダスを購入・生育する上で気をつけることは?

 

まず最初に言いますと、これはあくまで僕の私感でありますので全てに当てはまるわけではありません。

 

輸入直後の株を購入するのはリスクが高いです。ホリダスはとても強い植物だと思いますが、輸入ストレスは相当なのでしょう。輸入した2~3割はダメになる事もありました。
発根を全くしなかったり、逆に水を吸いすぎて腐ってしまうこともあります。

 

 

中には輸入して2年以上葉が出なかったものもあります。
僕は基本国内でフラッシュ(新葉が出ることの意)させたものを人にお譲りするようにしています。

 

 

生育に関してはこれはホリダスに限りませんが、極力定位置(基本的に風通しが良く太陽光のあたる場所)置き場を変えない。
同じ場所に置いているものは調子がいいものが多いです。置き場所を変えることで調子を崩したり葉が出なくなったりということがありました。

 

 

”自分の居場所”みたいなものは人間や動物、植物にとっても重要なファクターだと思っています。
基本的に水やりは少なめ、肥料も少なめが良い感じです。

 

 

 

 

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ー 一番お気に入りのホリダスはどれですか?

 

所有してるすべてお気に入りです。
人に譲る時は本当に悲しいですね、何度も『さようなら、元気でねって』話しかけます。手放して後悔したこともありますし、逆に愛好家の方がたまにブログなどでアップしてくれるととても嬉しくもなります。

 

 

僕が育てたホリダスは写真を見ればすぐにわかります。あれ?これそうだなってたまにありますよ。

 

 

どれかひとつと言われれば、HorridusJPのロゴにもなってる以前雑誌ENGINEに掲載されたホリダスがやっぱり一番のお気に入りです。

 

 

大きな株やワイルドな葉は当然かっこ良く、存在感もありますが僕が気にするのは葉の広がり方、カールの具合、株の造形など全体のバランスです。
多頭やドワーフ、ブロードリーフなど、珍しいものやレアなものは他にもありますが自分の中ではあのホリダスが一番ホリダスらしいと思っています。

 

 

 

 

ーホリダスに興味を持っている人たちに何か一言

 

色々な植物がある中で一番クールで格好いいと思ってます。とにかく最高です。
実際手にして育ててみたら分かると思いますが・・・
植物であって植物でない、自然が作る彫刻、、芸術作品のように思っています。

 

 

なかなか出回ることは少ないですがチャンスがあれば是非手に取ってみてほしいと思います。

 

 

雑記

 

実は若い頃某衛星放送番組でDragonさんが古着の番組を持っていて、そこでDragonさんが紹介する古着に魅せられビンテージの古着にはまったという過去があります。

 

あとはその番組でいしだ壱成さんや武田真治さんなどとバンドを組んで演奏されている映像を何度もみていました。

 

そんなDragonさんと数十年後にまさか、東京でお会いするとは夢にも思っていませんでした。そして国内有数のホリダス収集家だということにも本当に驚きです。

 

今では国内のナーセリーを一緒に廻ったりライブを見させてもらったりととても良い関係性だと思っています。

 

当のご本人はワイルドなルックスとはかけ離れた温和でジェントルな立ち振る舞いに「あぁ、やっぱり普通の人と違うな」とお会いする度に惚れ惚れとしてしまっております(気持ち悪くてすいません(笑))。

 

今後ともhorridus.jpとBLACJ JAXXから目が離せません!!  

 o0800080013207481483BLACK JAXX(First album) / RIDE,RIDE,RIDE!

 

 

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私の知らない世界

2021.03.06

出典 : 608 268 8200

 

近年お店に立っていると、とある植物の質問を非常によく受けます。

 

 

それは…ガジュマルです。

 

 

植え替えで悩まれている方に「何を植えるんですか?」と聞くとこのガジュマルという植物が圧倒的に多いのです。

 

 

これはここ一年くらいの話でそれ以前はパキポディウムに関する質問が圧倒的に多かったです。

 

 

このガジュマルの質問で大きな問題があります。それは…。

 

 

TOKYのスタッフ、誰もガジュマルを育てたことがないのです 笑。

 

 

ということでちょっと調べてみました。

 

 

Wikipediaより
ガジュマル(学名:Ficus microcarpa、漢名:細葉榕、正榕、榕樹、我樹丸[1])は亜熱帯~熱帯地方に分布するクワ科イチジク属の常緑高木。
日本では九州の屋久島と種子島以南、主に南西諸島などに分布する。また小笠原諸島では植栽がなされている。観葉植物としては本州でも見ることがある。

国外では台湾、中国南部やインドからオーストラリアなどにかけて自生している。

 

 

多肉植物として馴染みのある普及種の属であるFicusだと言うことも初めて知りました。

 

 

しかしこれはいわゆる多肉植物と呼んでいいのでしょうか?土の配合なども調べると赤玉と腐葉土のみで栽培されている方が多いようなので違うようにも思います。

 

 

ガジュマルラバーのお客様が多く来られるということで勉強の為に近々購入し育ててみます。

 

 

栽培経験は無いですが、ガジュマルが植えられる鉢はたくさんありますので是非店頭にもオンラインショップもご利用ください。

 

 

余談ですがこの件をお客様に話したところ「多肉とかマニアックなユーザーだけじゃなくて、そういう一般的なユーザーに認知されるって多分いいことですよね」と言われ嬉しくなってしまいました。

 

 

全くガジュマルに精通していませんがガジュマルラバーの方々、是非お越しください。

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幸せのバトンタッチ!?

2015.09.06

この恵比寿笑いは国内の実生で生産者さまから直接仕入れさせていただきました。

 

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その方と後日メールをしていると「自分が作った植物がTOKYサイトに上がっていると嬉しい」と言っていただきました。

 

 

生産者の方は売ってしまえばその後はその植物がどのような道を辿るかほとんど知ることがありません。

大切に育てた植物のバトンをTOKYが預かりしっかりと仕立て、養生し、撮影、文章を書いて販売する。

 

 

次の方へバトンを渡すためにTOKYはもちろん全力を尽くしますがそのさまを生産者の方に見て頂くことでまた素晴らしい植物をTOKYに卸していただく。

 

 

TOKYは植物屋さんではありませんがその理想的なサイクルを長く続けることは植物を扱う身としてとても大事です。

なにより生産者の方の喜ぶ声を聞くのは嬉しいものです。

 

 

植物は生育する人の環境やスキルもあるので難しい部分もあるのですが卵や野菜みたいに「生産者の○○さん」みたいに紹介できると面白いかなぁ、などと妄想しています。(今の植物業界を見るとそれはとても難しいと思いますが)

 

幸せのバトンタッチを成功させるために日々精進するTOKYをよろしくお願いします!!

 

 

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実生をしようそうしよう!!

2015.07.23

先日TOKYで管理するパキポディウム・ホロンベンセの大株の種ざやから沢山の種が採れました。

 

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とても沢山の種が採れました!

 

 

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これで2さや分、全部で4さや分採れました。

 

 

ということで早速蒔いてみました!

大きめの小苗育成用鉢に小粒の赤玉土、鹿沼土、ピートモスを配合しカビが生えないように沸騰した熱湯をかけ冷ましつつ種を蒔きました。

 

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発芽の際にはかなりの温度と水分が必要なので受け皿には常に水を入れつつ良い感じに蒸すようにラップで鉢を覆いました。
通風も多少必要なのでラップには穴を開けつつ完全に密閉せずに少し空気が入るようにしておきました。

 

 

今回は普通に蒔いたモノと半日メネデール入りの水につけ込んだ種を2種類用意してみました。すると…

 

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メネデールに漬け込んだ種の方がかなり早く発芽しました!

 

 

現在は普通に蒔いた種も順調に発芽していますがやはり発芽までのスピードはメネデールに漬け込んだモノの方が早い印象が強かったです。

ちなみに実生に詳しい方に何人かお聞きしたところ幼苗の時には肥料は極力使わない方がいいみたいですね。

 

 

成長は早いみたいですがギュっと詰まらず間延びしてしまうことが多いようなので、やはりパキポディウムは詰まった株姿がいいですもんね!

ちなみに他にもドルステニア・フォエチダやユーフォルビア・バリダなども実生しておりますが同様に順調です。

 

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手前がフォエチダ、葉が旺盛すぎて見えませんがすでに塊根が形成されつつあります。

 

 

植物の楽しみ方は千差万別、人それぞれ。

普及種を良形に作り込んだり種を蒔いて苗を作ったり。

 

植物を好きになりかけてたり、なりつつある人への楽しい架け橋が作れればいいなと思ってます。

 

興味があってまだ実生にチャレンジしてない方は是非この季節に試してみてはいかがでしょうか?

 

 

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